みこころのココロ

こんにちは。美心幼愛園 園長の鬼塚 敏子です。
美心幼愛園は
≪子どもが実際に体験すること・周りの大人(保育士・保護者)が一緒になってそれを応援すること≫
を目標に日々を送っています。
その園での生活の中で「いたわり・思いやり・やさしさ」等といった言葉に表される「美しい心」を子ども達が自然な形で身に着けられるように、まずは園に関わる大人たちがその気持ちで子ども達に接するように心がけています。
≪美しい心を育んだ子ども達は、他人にもやさしく、思いやりといたわりを持って接することが出来る。≫
園を巣立った子ども達がそれからの人生で、「美心(みこころ)を配り、美心を受け取りながら人生を歩むこと。」が私たちの何よりの願いです。
美心の保育は、保護者の方々のご協力なしにはつくりあげていくことが出来ません。
保護者の方々と地域の方々と保育士が手と手を握り輪になり、子ども達を輪の中心に置き、子ども達の育ち、成長を共に見守り、喜びを分かち合っていきましょう。

泥団子遊び

・「今日はどこにお散歩に行くの?」
お天気が良ければ、基本的にお外で過ごします(少々の雨でもお散歩に行くこともあります)。園庭や田んぼ、公園、神社、河原に出かけ、かくれんぼ、缶蹴り、けいどろ、サッカー、なりきり遊び、仕掛け遊び等を楽しんだりして、新たな発見と、ワクワク、ドキドキの毎日です。また、保育園のバスに乗り江津湖や動植物園に行くことも多く、時には御船町の恐竜博物館や宇土市の轟水源、玉名市の桃田公園、山鹿市の矢谷渓谷、県外の島原まで遠くにお出かけすることもあります。
・「裸足の暮らしと 泥んこ遊び」
当園には「制服」、「遊び着」はありません。一年を通して裸足で生活をします。こどもたちは園庭で元気に遊び、服も泥んこまみれになって遊びます。
・「やりたい!」と言う気持ちが大きく育つ
泥だんご作りたい!お魚捕りに行きたい!山登りしたい!クッキングしたい!果物を収穫したい!積み木を高く積み上げたい!芋を焼きたい!など、こどもたちの「やりたい!」は日によって異なるのはもちろんのこと、その瞬間によっても様々です。
こどもたちは「やりたい!」と思い、実際にやってみることで、好奇心や探求心を育んでいきます。その瞬間を逃してしまうと、せっかくのこどもたちの成長する芽を大人が摘んでしまうことになります。保育士は可能な限り、こどもたちの「やりたい!」に耳を傾け、「やりたい!」にとことん没頭できる時間を保障します。そして一緒に生活する仲間と同じ空間で楽しさや様々な思いを共有することで、共に成長していきます。年長児になると、かっこいいソーランをしたい!和太鼓をしたい!逆上がり、跳び箱をしたい!劇をしたい!と、「やりたい!」の質も変わってきます。